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なぜ大手企業は、スピーチジャパンの研修を実施したのか?

伝える力、説明する力がいかに大切な意味を持つか。これは言うまでもありません。

最後に必要なのは、やっぱり人

三橋
ちょうど1年前に、御社では研修をさせていただきましたが、以前からさまざまな研修やトレーニングを採り入れていらっしゃいますよね。「採用スタッフに対する研修、教育の大切さ」について、お考えをお聞かください。
吉田
新卒の採用スタッフの場合、仕事の70%はブランディングになります。当社のことを知ってもらって、よく理解してもらって、好きになってもらって、受験してもらって。そして、最後はなくてはならない存在になる、絆を深める、と。ブランディングとは結局、当社と学生さん、学校、先生とのコミュニケーションなのです。
その時に必要になるのが、人と人が話すこと。学生さんはホームページで、当社のデータや事業概要を知る事ができる。けれども、当社のことを好きになってもらうためには、社風だとか、感覚やイメージを訴える必要があるわけです。それを伝えるために最後に必要なのは、やっぱり人なんですよね。
そうなると大事なのは、しゃべり。立ち振る舞い、服装、身だしなみも非常に大事ですが、うまく伝えること、的確に伝えることが一番。生半可だったり、いい加減なしゃべりをしては絶対にいけない。
では、採用メンバーの話す力や伝える力を鍛えるためにはどうすればいいか。やはり、なんらかの外からの力による教育が必要になるのです。もちろん、毎日教育をすることできません。けれども、短期でも研修を行なえば、きっかけを得たり伝える重要性を理解する助けになってくれるのです。そんな意味で、定期的に研修を行なっていますね。

プロフェッショナルによる指導が受けられるという意義は大きい

三橋
さまざまな研修がある中で「アナウンサーを講師とした研修に期待した」理由は、どういった部分になりますか。
吉田
一つは、話す事、伝える事、コミュニケーションのプロだと思うからです。社内にも話の上手なメンバーはいます。けれども、所詮アマチュア。プロフェッショナルによる指導が受けられるという意義は大きいと考えます。
二つ目は、講師として、目の前にプロ中のプロがいると、「自分たちは期待されているな」「本気で取り組まなければいけないな」という受講者たちの思いが、いっそう強められること。さきほど申し上げた「きっかけ」が強固なものになるのです。
三橋
アナウンサーが講師を務める他社さんの研修もご経験されていますが、弊社「スピーチジャパンの研修の印象は」いかがでしたか。
吉田
以前受けたアナウンサーによる研修では、話す上での基本の部分、例えば口の開け方だとかを一生懸命やっていただいていました。でも、スピーチジャパンさんの研修はちょっと違いましたよね。
例えば、パワーポイントを使ってプレゼンテーションする際の目線の振り方だとか。あれは結構役に立っています。そのような、具体的なシチュエーションに応じての、やるべきこと、気をつけるべきことを、きちっとご指導いただいたので、非常に役立っています。
それから、「プロが直接教えてくれたプレゼン方法を自分たちは学んだのだ」という受講者の思いは、すごく大事。これをきっかけに、みんなよく考えるようになったと思うんです。相手にきちっと伝えるには、どうすればいいのか、どう立ち振る舞えばいいのか、どう話したらいいのか、と。その後の仕事への影響力という意味でも、とても意味のある研修だったと思っています。
では、次の研修のステップとしては何が必要か。しゃべることの基本ができて、基本の動作ができて、その次。すると、相手のこころを掴むとか、感動を伝えるとか、どうやって相手の心を動かす内容をしゃべることができるか、ということだと思っています。これこそ、プロでなければ、なかなか教えられないものかもしれませんね。
三橋
おっしゃる通りだと思います。昨年の研修は内容構成について少し触れた段階までのプログラムでしたから、それは次のレベルですね。
採用部門に限らず、「ビジネスパーソン全体にとっての『話す事』『コミュニケーション』の重要性は、どのように捉えていらっしゃいますか。
吉田
さきほども申し上げましたように、データ的な情報は、ホームページや印刷物の会社案内によって充分に伝えることができます。ところが、情熱や人の気持ちや社風といったものは伝えきることができない。フェイス・トゥ・フェイスでお客様と直接お話をすること、お会いすることでしか、絶対に伝わらない性質のものだからです。
ですから、そのようなシーンにおいて、伝える力、説明する力がいかに大切な意味を持つか。これは言うまでもありません。特にBtoBのビジネスにおいては、社風や社員の持っている力が非常に重要になります。
三橋
そうしますと弊社の研修は、「BtoBビジネスを柱とする企業にオススメ」だといえるのでしょうか?
吉田
そうですね。当社は今、BtoBなんですよ。カメラやフィルム事業を終了したので、お客様との接点がないわけです。逆に、BtoCですと、企業とお客様の間にはいろんな接点があります。例えば、ビールや食料品や化粧品ですと、CMの量も違う。
ところが、BtoBのCMは少ないし、お客様が製品を直接使うこともない。ですから、BtoBにとっては、自分たちがお客様との唯一の接点といえます。言い換えますと、直接お客様とビジネスで話すこと、商談をすることが、自分たちを売り込む唯一の手段になってくる。BtoBの企業ほど、話すことの重要性や役割が高く、伝えなければいけないことが多いのです。従って、そこに対する思い、教育投資など、取り組むべきことはたくさんあると言えます。

場数も踏んで、一年経って、すごくうまくなっています。

三橋
最後に、研修後の、みなさんの現状やその後の変化など、教えていただけませんか。
吉田
やはり、昨年の研修がきっかけとなって、みんな、話すことの大事さをすごく勉強したと思うんです。話す機会もどんどん増やしましたよ。例えば、会社説明会だけではなく、その前に留学生向けに話をしたり、学校訪問に行って先生とお話をする機会も多くなりました。何千人の前で話す会社説明会もありました。場数も踏んで、一年経って、すごくうまくなっています。
でも一年経つと、うまくなる反面、ヘンなクセや慣れも出てきてしまう。そこの修正にも同時に取り組んでいきたいですね。
三橋
そのようなサポートも大切だと思います。ベテランの方から新入社員の方まで、みなさんとても熱心に研修を受けてくださった覚えがあります。
今後ともよろしくお願いします。今日はありがとうございました。
吉田
こちらこそ、ありがとうございました。

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